
編集部プレイレビュー
『CRACK』レビュー。巨大な卵の前で、気づけば足場職人になっていた
- 遊んだ時期
- 2026 年 11 月
- プレイ時間
- 約 5.3 時間
- 遊んだ環境
- PC (Steam)
- 人数・形式
- 友人と 3 人で協力プレイ
巨大な卵がある。仕事はそれを割ること。理由は聞くな。
ストアページの紹介文がそう言い切る『CRACK』は、Rafoli が 2026 年 10 月 26 日に発売した 1〜4 人の協力アドベンチャーだ。価格は 990 円 (2026 年 11 月 7 日時点)。今回は友人と 3 人で通話をつなぎ、約 5.3 時間でエンディングまで走り切った。
掘って、売って、道具を買う
舞台は HATCH CORP の研究施設。プレイヤーは作業指示書に従って卵を掘り、素材を納品し、稼いだ金でスコップやツルハシ、ハンマー、チェーンソーを買い足していく。作業指示書の内容は、卵の肉を決まった金額分だけ投入する、高さ 10m の足場を組み立てるといった具合だ。途中で停電が起き、期限つきの仕事も飛び込んでくる。
気づけば足場職人になっていた
卵の高い場所へは、自分たちで足場を組んで登る。部品を置き、ハンマーでボルトを締め、一段ずつ上へ伸ばしていく。
いちばん面白かったのは、この足場職人になっている時間だ。
ただし、油断すると足場は崩れる。今回のプレイでも、施設が赤く染まる中で足場が崩れ落ち、画面には「足場の崩落を記録した」の字幕が出た。崩れれば、また組み直しだ。
3 人の役割は、筆者が足場職人、1 人が採掘係、もう 1 人が掘った素材を換金する係。自分にはまる役が見つかる。
1 日の終わりは反省会
勤務が終わると、それぞれの活躍具合が画面に並ぶ。「賭博中毒」「公認穴掘り屋」といった称号までつく。ある日の筆者の称号は「職業的に平凡」だった。
これを見て指摘し合うのも面白い。施設にはアーケードゲームもあり、暇つぶしもできる。
エンディングの後には、3 人それぞれの記録が出る。3 人が殻を叩いた回数は、合計 2,970 回だった。
総評
気になったのは、途中からお金の使い道がなくなること。それ以外に大きな不満はなく、作業系のゲームが好きな人におすすめだ。
相手はずっと同じ卵なので、繰り返しが苦手な人には向かない。3 人で遊んだ感触では、協力プレイ前提の作りだと思う。一人で黙々と掘り続けるのは、かなり根気がいりそうだ。時間に追われるのが苦手なら、発売後に追加された、ゆったり遊べる Chill Mode もある。
卵の中身はここには書かない。自分の目で確かめてほしい。
スクリーンショット

足場に囲まれた巨大な卵。これを割るのが仕事だ 
施設が赤く染まる中で足場が崩落。字幕にも記録が出る 
足場づくりの途中。工具箱から部品を出して組んでいく 
HATCH CORP の装備支給所。稼いだ金で道具を買い足す
画像: 筆者のプレイ録画より (友人の名前はぼかしています)
遊ぶ前に知っておくこと
- 1〜4 人で遊べます。ストアページの表記はシングルプレイとオンライン協力プレイです
- 協力プレイでは、全員が自分の分を購入する必要があります。今回も 3 人それぞれ購入し、通話しながら遊びました
- 画面の表示と字幕は日本語で遊べました
良かったところ
- 足場職人になっている時間が面白い
- それぞれに役割があり、自分にはまる役が見つかる
- 1 日の終わりに出る活躍具合を見て、指摘し合うのが楽しい
- アーケードゲームで暇つぶしもできる
気になったところ
- 途中からお金の使い道がなくなる
こんな人におすすめ
- 作業系のゲームが好きな人
ゲームの基本情報
- 開発元
- Rafoli
- 発売日
- 2026年10月26日
- ジャンル
- アドベンチャー・シミュレーション